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BLコミックス『未熟な僕は支配を乞う①』レビュー

未熟な僕は支配を乞う1【コミックス版】 未熟な僕は支配を乞う【コミックス版】 (MARBLE COMICS)

ごあいさつ

あいも変わらずDom/Sub作品が大好きなソルトです。

東京漫画社 cubコミックス 音海さち先生「未熟な僕は支配を乞う」1巻です。

お気づきの通り1巻ですので、続きます。

そして表紙からは想像がつかないくらい、なかなかハードな作品です。

苦手と思われる要素もあるかもしれません。

自衛もしつつ、参考になればと思います。

ソルトは大好きな作品です。

大事なことなので2度言いました。

 

ネタばれ等含むことがあります。ご注意ください。

 

あらすじ

過去のトラウマによりSubであることを隠して生きる白宮律路。

抑制剤に頼る日々を過ごしているが、体調は日に日に悪くなるばかり。

そんな中、幼なじみの高雛行瑠と再会する。

神父をしているという行瑠に体調が悪いことを見抜かれ、プレイすることとなる。

幼なじみであり、律路にとって初めてのDomである行瑠とのプレイに溺れていくが・・・。

DomとSubの欲望に翻弄される2人の求める形とは!?

登場人物

攻め:高雛 行瑠

Dom(ハイランク) 神父 幼なじみ

「律路だけだよ ずっと昔から」

受け:白宮 律路

Sub(ハイランク) 臨床心理士 幼なじみ

「俺のせいでお前を壊したくないんだよ」

もっと詳しく!

ストーリー

 現実度★★

 甘口度(ハッピー度)★★★

 辛口度(シリアス度)★★★

Dom/SubとしてはDomとSubにそれぞれランクがあるという設定はありますが、

特別難しい設定はなく理解しやすいかと思います。

ストーリー上も複雑なことはなく、難しいことはなく読み進められます。

Dom/Sub作品としては王道と言ってもよいストーリー構成かと思います。

ただDom/Subとしてものプレイシーンが思っているより過激であると思っていただきたいです。

ビジュアル

 馴染み度★★★★

 可愛い度★★★★

 美麗度★★★

表紙や本編のビジュアルとしては、手に取りやすい印象があります。

可愛いという印象が強め、幼少期の描写があるからなのかもしれません。

内容がハードなこともありますが、ビジュアルのおかげで印象が軽減しているなんてこともあるかもしれません。

絡みシーン

 量★★★

 濃厚度★★★★★

 甘口度(ハッピー度)★★

 辛口度(シリアス度)★★★

 美麗度★★★

お互い結ばれてのシーンではなく、あくまでDom/Subのプレイとしてのシーンのみです。

Dom/Subが故判定が少し難しいのですが、これだけは言えます。

ビジュアルにより少し緩和されていますが、なかなかのハードプレイもあります。

濃厚さはピカイチかもしれません。

注意!

嘔吐描写 拘束 スパンキング 首絞め 自傷・出血描写 幼少期の絡み

以上を含みます。苦手な方は注意お願いします。

ソルトの好きポイント

★2人にとってのパートナーとは

DomとSubという違いはありますが、その他は似た者同士なのではないかと思う2人。

律路のランクは作中でハッキリとした記載はないですが、

幼少期から強い欲求が芽生えていた2人です。

ハイランク同士、似た者同士が故深みに嵌っていくのかもしれません。

2人が考えるパートナーとは、2人の関係の行く末は・・・

今後の展開が見逃せません。

★幼少期の2人が不気味で可愛い

Dom/Subの欲求が出現するのは、第二次性徴頃というのが主流かと思いますが、

2人共幼少期の頃には出現しています。

理解するより早く欲求を純粋無垢にとらえ、素直に従っていくような

幼少期のやりとりが作中ところどころ見られます。

割と物騒なことを可愛い顔で発言したり、実行したり・・

不気味さ不安定さもしっかり感じますが、やはり可愛い。

特にコミックスの最後の描き下ろしですが、『ゆうかいごっこの計画中』とあります。

計画中にもしっかりDom/Subしてて、大好きです。

ごあいさつ

Dom/Sub作品のなかでもハード目な作品、Dom/Sub好きとしては、たまらない作品でした。

読み手を選らず作品かもしれませんが、ソルトの心を掴んで離さない作品でした。

この1冊では完結せず、そのうえものすごく気になる所で次巻に続くとなっています。

全力で正座待機させていただきたいと思います。

ぜひソルトと同じ癖をお持ちの方は、一度手に取ってみてください。