ごあいさつ
茶柱一号先生の大人気小説、愛を与える獣達シリーズのコミカライズ作品となります。
リブレ ビーボーイコミックスDX 松基羊先生「愛を与える獣達」上下巻です。
ソルトは本作のコミカライズ作品から入りまして、小説も大好きになりました。
ネタばれ等含むことがあります。ご注意ください。
あらすじ
現代社会・日本では外科医だった 森羅親之は、気づけばなぜか少年の姿で異世界に飛ばされていた。
何もわからないまま「奴隷」にされていた所を熊族のゲイルに助けられる。
同居人であり獅子族のダグラスと共に、優しく迎えられる。
運命の番であるとの告白も受け、3人で幸せな家庭を築きたいと言われて・・・。
登場人物
攻め:ダグラス
♯大人な色気を漂わせるイケオジな元遊び人
♯カリスマ性溢れるロイヤルファミリーの次男坊
攻め:ゲイル
♯焦茶短髪堅物朴念仁の戦闘民族
♯今まで色恋沙汰に無縁だったのが一転、ぞっこんラブ
受け:チカ(森羅親之)
♯黒髪黒眼儚い系美少年(に若返った)
♯元外科医であり腕も能力もSSS
もっと詳しく!
ストーリー
現実度★★★★★
甘口度(ハッピー度)★★★★★
辛口度(シリアス度)★★
異世界転移ものということにより、ファンタジー要素満載の作品です。
男しかいない世界であり、特有の設定も多いです。
読み進めるのには難しい設定はなく、片肘張らない感じのファンタジー感になってます。
男しかいないとかラッキーじゃん!くらいで大丈夫なように思います。
(それぞれ国名や種族、特産物なんかも設定されているのですが。)
そして大好きな甘々展開が待っています。
甘やかし方が半端ないんですよね。
メイン2人以外のキャラクターも、チカを大切にしてくれます。
もちろんチカの誠実さや辛い過去があるにも関わらず、すれてない感じが、そうせるのだと思いますが。
原作の小説版では転移直後の辛い展開の描写が、もう少し詳細に描写がありますが、
コミカライズ版では匂わせ程度の描写になっていますので、辛口度は控えめです。
甘さは文句なくMAXです。
ビジュアル
馴染み度★★
可愛い度★★
美麗度★★★
ややクセがあること、攻め2人がしっかりイケオジしてることで少し好き嫌い分かれるかもしれません。
体格差も(肉体的)年齢差もしっかり感じられます。
読みやすく分かりやすい描写になっているので、難しくなりがちなファンタジーのハードルを下げてくれているように思います。
世界観にはしっかりマッチしたビジュアルになっています。
絡みシーン
量★
濃厚度★★★
甘口度(ハッピー度)★★★★★
辛口度(シリアス度)★
美麗度★★★
ストーリー展開的にもファンタジー要素が満載で絡みシーンの量的には少なめです。
濃度としては2人から愛されることや、獣人などの特殊設定により、比較すると濃いめです。
甘さに関しては申し分なし。
3P描写もあり、各々シーンもあります。
ダグラスとゲイルの違いも楽しめて、一石二鳥なお得感があります。
2人とも絡みになると容赦ない感じがケモノ感を感じさせて、また良きです。
辛口要素は序盤のみ、その後はこれでもかという程甘々です。
濃厚甘口描写にとともに、幸福感もたっぷり感じることができます。
注意!
異世界転移 3P(2夫1妻) 体格差 獣人 奴隷(ナレーションベース 直接描写はなし)
ソルトの好きポイント
★異世界転移→性奴隷→幸せな家庭 凄まじいシンデレラストーリー
序盤に結構な辛いエピソードがあり、そのあと駆け上がるかのように幸せになっていくソルト大好きパターンです。
原作では辛いエピソードが結構なレベルなんですが、コミカライズ版ではオブラートに包まれ表現されてます。
苦手な方は注意です。
逆にソルトと同様、辛いエピソード気になる派の方は是非原作小説を読んでみてください。
序盤にの辛辛状況を覆すかのようにダグラス、ゲイルの大型獣人の愛を一身に受けます。
この甘やかし方がまた、度を超えたような甘やかしの数々であり、読んでるこちらが恥ずかしくなるような…でもニヤニヤが止まりません。
男性妊娠の描写もありますし(出産描写はなし)地雷の方も多いかもしれませんが、確かな愛をかんじることができる作品です。
★ラブラブにも限度…なんてないですよね!?
前述の通り、とりあえずダグラス、ゲイル2人からの愛が大きく深いです。
そして直接的、まっすぐストレートです。
心配すぎて過保護になるなんて当たり前。
移動はお姫様抱っこ、食事の時もどちらかのお膝の上に着席です。
お風呂も交代で入るという過保護ぶりです。
ただチカも一方的に愛されるだけではなく、2人に愛を返していきます。
相思相愛であることが、周囲にも読んでるこちらにも届いて幸せを感じます。
転移直後は本当に大変な思いをしたチカ君を、これからも精一杯愛してほしいです。
ごあいさつ
大好きなシリーズのコミカライズ作品でした。
コミカライズ版ならではの良さが満載で、お気に入りの一冊です。
初めましての方はコミカライズ版の本作から入る方が入りやすい入門編になっています。
世界観にどっぷりハマった方は是非小説版もご堪能ください。
小説版ではたくさんのカプリングも同時に堪能できます。
そちらも楽しみにしてください。