ごあいさつ
とっても美しい表紙が目を引きました。
いわゆるジャケ買いをしました。
もろもより先生シュークリームfromREDコミックス「君の夜に触れる」です。
読んでいる時には気づきませんでしたが、もろもより先生のデビュー作とのことです。
そんなことを感じさせない素敵な作品になっています。
ネタばれ等含むことがあります。ご注意ください。
あらすじ
「本当の俺を知ったら・・・きっとあんたは失望する。」
殺し屋の千夏は5年前手を差し伸べてくれた少年に出会う。
千夏は、ひったくりに遭った佳澄を助ける。
しかし盲目の佳澄を放っておけず、家まで送ることになる。
近づいてはいけないと思いながらも、佳澄とは離れることができなくて・・・。
登場人物
攻め:榊 千夏
殺し屋 執着 寡黙 ほだされ ヤンデレ
受け:御縁 佳澄
盲目 黒髪短髪 病弱 健気
もっと詳しく!
ストーリー
定番度★★
甘口度★★★
辛口度★★★
殺し屋という、少し現実離れした設定が出てきます。
ストーリー全体としては過去のトラウマや障害も扱っており、辛口さもありますが、
「救済の物語」と銘打っており、甘さも感じます。
ビジュアル
馴染み度★★★★★
可愛い度★★★★
美麗度★★★★★
美しく、受け入れやすいビジュアルです。
表紙と本編中の印象のギャップも少ないです。
可愛さも十分感じますが、全編美しいです。
物騒なシーンも多いはずなのに、美しいです。
絡みシーン
量★
濃厚度★★
甘口度★★★★★
辛口度★
美しさ度★★★★★
本番シーンは1回だけですが、2人の絡みとしては十分です。
手を繋ぐ、顔を近づけるシーンは多く描写されていますが、それが美しく、とても濃厚なシーンに感じられます。
なにより、とても美しいです。
注意!
暴力シーン 殺人・犯罪をほのめかすシーン
以上を含みます。苦手な方は注意お願いします。
ソルトの好きポイント
★2人とも孤独ではなかった
自分の失敗によるトラウマを抱えながらも、それでも殺し屋を辞められない千夏。
盲目のため実家の旅館の離れに隔離されるように籠って生活する佳澄。
お互い辛いものを抱えながら生きていますが、千夏には家族の思い出が、佳澄には弟の聡の存在が大きいように思います。
辛い描写の多い本作ですが、どこか優しく、温かみを感じられるのは、2人が本当の意味で孤独ではなく、自分の力で立ち上がる強さがあったからではないかと思います。
また2人とも自分たちでお互い知っていき、乗り越えていく感じが、こちらを読み手に美しい希望を感じることもできました。
★佳澄の和服美人がバエる
実家が旅館を営んでいる佳澄は9割が和服です。
短髪黒髪にまた和服が映えます。
清廉さのなかに、どこか儚さもあり、エロさを感じます。
健気・真っすぐさにより、たまらない気持ちにもなります。
盲目というのもあり、手を繋ぐことや顔に触れたりスキンシップの描写が多いです。
和服美人との相性も良く、とても美しく、綺麗で映えます。
和服美人さん好きには、とってもオススメです。
ごあいさつ
美しい表紙に目を奪われ、誘われるように手に取った作品でしたが、すごく心が洗われるような作品でした。
すごく心が洗われるような作品でした。
私の汚れた心も救済された素晴らしい作品でした。
デビュー作ということで、次回作も非常に期待できます。
美しい作品を読みたい方、心の救済求めている方はぜひ手に取ってみてください。