ごあいさつ
2021年10月クールでアニメ化もされた梶原伊緒先生『魔王イブロギアに身を捧げよ』2巻になります。
RPG要素もますます加速、ストーリーの核心に少しづつせまってきている感じもあり、
とても楽しみな続刊です。
ネタばれ等含みますので、ご注意ください。
あらすじ
幼い頃プレイしたゲームの世界に転生した牛頭は魔王：イブロギアが勇者に勝つために旅を続けている。
勇者の仲間の1人であるマキディー、武器屋の青年に出会う。
そして勇者の仲間の1人、魔術師オディコスの街にたどり着く。
登場人物
攻め：イブロギア（イブ）
ラスボス魔王の幼少期 魔術が使える 可愛い攻め
受け：牛頭 利晃（コズ）
転生 裏社会 破天荒 ガチムチ 誘い受け
もっと詳しく！
ストーリー
定番度★
甘口度★★★★
辛口度★
前回に引き続き、転生ものとしてストーリーがしっかりしており、ワクワクするストーリー展開です。
イブとコズ、それぞれの過去や思いも少しづつ伝えあうことができて、2人の間にも確かな絆も生まれ、甘さも十分です。
今後の展開も楽しみです。
ビジュアル
馴染み度★★★★
可愛い度★★★
美麗度★★★
前回に引き続き、可愛さと美しさのバランスが良いように感じます。
読みやすく、どんどん進んでいきます。
ファンタジー要素も多いですが、魔物や魔術を使用するシーンも迫力があります。
今回は武器屋でコスチュームを着るシーンがあり、可愛さ・美麗さアップしています。
イブ君のウサギすごく似合って可愛いです。
絡みシーン
量★★★
濃厚度★★★★
甘口度★★★★★
辛口度
美しさ度★★★
量としては標準的ですが、前巻よりも濃度・甘さ共にパワーアップしています。
そしてここも前回と変わらず可愛いイブ君が攻めとなりますので、苦手な方注意です。
さらにコズが変わらずエロの権化ですので、ここも苦手な方は注意です。
しかし、前回よりも濃厚な絡みシーンの中にも、2人が思いあっていると感じるシーンがたくさんあります。
素敵なシーンも十分堪能できます。
注意！
体格差あり 幼い攻め 可愛い攻め ガチムチ受け 誘い受け
転生 ハート喘ぎ 売春行為（回想のみ）
以上を含みます。苦手な方は注意お願いします。
ソルトの好きポイント
★続々登場してくる勇者側のパーティー
コズが幼い頃のゲームの世界に転生しているため、コズの記憶を頼りに旅を続けていきます。
勇者の仲間とされる剣士：マキディーに続き、魔術師：オディコスが勇者の仲間になる前に登場します。
勇者側パーティーの全貌が明らかになった訳ではなく、仲間が後何人存在するのかはわかりませんが、勇者らしき後ろ姿も確認できます。
イブとコズが接触したからか、以前のゲームでの展開とは少し違うなどと話しており、今後の核心に触れるシーンもあったりします。
2巻ではまだまだオディコスが登場したばかりです。
なにやら不穏なシーンで終わっていることもあり、今後がすごく楽しみです。
★スパダリ愛妻家魔王×最強愛され魔王嫁
絡みのシーンでは主にコズのエロ特化により、しっかり濃厚プレイを楽しめます。
また魔王：イブによる現実世界ではありえないプレイも味わえます。
経験豊富なコズですが、どんどんスパダリ化していくイブにメロメロです。
コズがいわゆる雌化やハートで喘いでくれるので、苦手な方もいるとは思います。
が、今回はその奥にあるコズの真意や素直な気持ちも見え隠れしています。
イブが初めてキスしてくれたと感動したり、「すぐ抜くの嫌い」とすねてみたり、イブに抱く気があるとわかりよろこんだりと、コズの可愛い一面がたくさん見れます。
通常ではオラオラで一見自分勝手に見えるコズですが、イブが嫌がっていることは無理にしない、イブを尊重する所見られます。
反省会を交えながらお風呂でイチャイチャするシーンは素敵でした。
お互い本音も言えるようになってきて、ますます恋人度を上げた２人でした。
ごあいさつ
2巻も引き続きBLにファンタジーにと濃厚さを感じる作品でした。
まだまだ続きがきになる展開であり、10月発売予定にもなっている続刊が待ち遠しいです。
苦手要素がある方もいると思いますが、ぜひだくさんの人に手に取っていただきたい作品です。
