BLを摂取する

BLについて個人の見解を綴っていきます

『ネオンサイン・アンバー』おげれつたなか レビュー

 

ごあいさつ

ディアプラス・コミックスより大人気作家のおげれつたなか先生「ネオンサイン・アンバー」です。

シリーズ物の多いおげれつたなか先生ですが、この作品は1冊で完結する作品となっています。

ドラマCD化もされている大人気作品です。

この作品はゲイであること、男は恋愛対象になるのか?といった葛藤が綺麗に丁寧に描かれていて、大好きな作品です。

ネタばれ等含みますので、ご注意ください。

 

あらすじ

クラブのホールで働く勇介は、ナンパ目的でクラブに通っているという噂のある佐矢と出会う。

あまり良い印象をもっていなかったが、あることから朝ごはんを佐矢に作ってもらうことになる。

毎日会っていくなかで、2人の関係に変化があらわれて・・・。

登場人物

攻め:緒方 勇介

バーテンダー クラブのホール ノンケ

受け:佐矢 真崎

褐色 ギャル男 ゲイ 童貞処女

もっと詳しく!

ストーリー

 定番度★★☆☆☆

 甘口度★★★☆☆

 辛口度★★★☆☆

自分と同性である男性を恋愛対象と見れるのか?を丁寧に綺麗に描かれています。

ゲイではないのに男性に惹かれていく現状、ゲイである自分を受け入れてもらえるのかというBLならではの葛藤に引き込まれいきます。

ビジュアル

 馴染み度★★★★★

 可愛い度★★★☆☆

 美麗度★★★★★

まさに美麗!

可愛い表情もありますが、始まりから終わりまで綺麗です。

表紙のネオンの感じもたまらないです。

絡みシーン

 量★☆☆☆☆

 濃厚度★★★☆☆

 甘口度★★★★☆

 辛口度★★☆☆☆

 美しさ度★★★★★

容量としては多くないですが、汗だくや甘さ特上という要素が濃厚度を上げてます。

本編では本番まで至りませんが、描き下ろしで初エッチが見られます。必見です。

本編中の葛藤からくる切なさが辛口度を上げていますが、それも良いところです。

そして美しさは文句なしです。

注意!

暴力シーンあり いじめシーンあり トラウマ表現あり

以上を含みます。苦手な方は注意お願いします。

ソルトの好きポイント

BLならではの葛藤

男×男、同じ性別、自分はゲイなのか、男が好きではダメなのか・・・。

BLならではの悩み葛藤が満載で甘酸っぱい青春を感じれます。

やっぱりBLを摂取しないとダメだなと思わせでもらえる作品です。

佐矢がとにかく可愛い

佐矢がとにかく可愛いんです。

おバカな言動が多々ありますが、人の機微には敏感で、チャラ男の見た目に反して繊細です。

両想いになってからは、攻めの勇介としてはたまらない言動が多いです。

ごあいさつ

BLがBLである理由、BLでないと読めない作品だと思います。

ソルトはもう中年ではありますが、こんなに切ない青春を感じることができました。

そして佐矢の可愛さに何度もリピートしてしまう大好きな作品です。

1冊で完結ですので、おげれつたなか先生が初めての方にもシリーズ物は少し・・という方にもオススメの作品です。

お気に入りとなった方はぜひドラマCDも発売されていますので、ネオンサイン・アンバーの正解を堪能してください。